3月から私の仕事の助っ人として来てくれたMくん。Mくんは最近、休みの日には率先して外へ出るように努めているらしい。
家に閉じこもっていると、1日が勿体無いと最近感じているとのこと。
コロナ禍ということもあり、一人で近辺の散策をして日頃のストレスを発散しているようだ。
先々日のお休みには大好きなスコッチウィスキー(?たぶん)のBarでひとり飲みして良い気分を味わったそう。
そしてこの間はひとりで、豚カフェに行ったのだという。
「豚カフェ?猫カフェじゃなくて?」
そう聞き返すと、
「はい、豚カフェなんですよ。マイクロミニ豚がいます」
何だか、いまいちイメージがわかない…わたし。するとMくんは、
「豚カフェって、キャバクラみたいなところですよ」という返事。
ますますわからない。
席に着いてくれる指名も出来るらしい!「僕には2匹のミニ豚がつきました」かなり嬉しそうなMくん。
世の中にはそんなに楽しいキャバクラがあるんだな。と思った次第…。
わたしは、猫が好きだけれど、猫カフェって行ったことが無い。
猫の性格も様々だけど、基本猫は人に媚を売ったり、いじられるのが好きじゃないから。(いや、たまーに、いじられる事が大好きな猫さんはいるけれど…でもねぇ)
そんなカフェにいる猫たちが気の毒に思えてしまうのだ。
ただ、猫カフェではなく、フクロウカフェというものが世の中にあると初めて聞いた時、胸がときめいた。
わたしのハートを鷲づかみだったけど。でもやっぱり動物のカフェは気が引けるのですよね。
「知ってますか?豚の目って人間の目に似てるんです」
Mくんはそう教えてくれた。
豚は知能が高い動物、なんとなく切なく感じてしまった。